N-Wave VOL.116
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16PROFILE有馬 晴海・Harumi Arima1958年 長崎県佐世保市生まれ。立教大学経済学部卒業。リクルート社勤務などを経て、国会議員秘書となる。1996年より評論家として独立し、テレビ、新聞、雑誌等での政治評論を中心に講演活動を行う。政界に豊富な人脈を持ち、長年にわたる永田町取材の経験に基づく優れた分析力と歯切れのよさには定評がある。ポスト小泉レースで用いられた造語「麻垣康三」の発案者。 (政策立案能力のある国会議員と意見交換しながら政治問題に取り組む一方で、政治の勉強会「隗始(かいし)塾」を主宰し、国民にわかりやすい政治を実践している)。〈著 書〉 ・「有馬理論」(双葉社)・「日本一早い平成史(1989~2009)」(共著・ゴマブックス) ・「永田町のNewパワーランキング 100」(薫風社)・「政治家の禊(みそぎ)」(近代文芸社)など〈メディア出演〉 ・よみうりテレビ「かんさい情報ネットten.」 レギュラー、「ミヤネ屋」準レギュラー ・関西テレビ「昼間っから激論バラエティ 胸いっぱいサミット!」 レギュラー ・毎日放送「ちちんぷいぷい」その他、各局のほとんどの情報番組に出演中。すが、大手一般紙以外のスポーツ紙やタブロイド紙では部員が手薄ですし、更に政治に精通している記者がいない週刊誌などの雑誌では重宝がられます。楽しいのは、自分でストーリーを作ってお話ができる講演ですが、年間通して地方都市に出向いては講話をさせて頂きます。ただ、自宅から会場の往復で、街を歩くことはありません。食事も用意された弁当がほとんどで、美味しいものにも肖れません。菅義偉総理とは、1996年の初当選以来の長い付き合いで、これまで様々な局面で意見交換をさせて頂きました。菅内閣発足直後には、目玉政策を担当する閣僚にも面談させて頂きました。携帯電話値下げ担当の武田良太総務大臣には、学割や夜間割、事務手数料など利用価値の少ない値下げではなく、現在契約している条件そのままで料金を4割なり3割でも値下げして頂けるように強くお願いをしました。デジタル化推進のお役を担う平井卓也デジタル担当大臣には、マイナンバーやキャッシュレス社会との連動性、デジタル社会の実効性、それに伴いデジタル化に取り残される国民への対応に十分な時間を使うというお考えを伺い参考になりました。西村康稔コロナ担当大臣とは何度か面談が叶い、政府の方針を番組でも紹介させて頂きました。議員のケイタイ番号は、いつの間にか衆参国会議員の約半数は登録されています。永田町や番組でご一緒しても、こちらから聞き出すことは基本的に致しませんが、何かの折に先方から連絡が来て、いつのまにか溜まってしまいました。よほどの急用でなければおかけすることはありませんが、〝議員公認〟の間柄といえますね。駆け出しの頃は、それこそ仕入の毎日でした。若手議員と毎晩のように「作戦会議」「反省会」と称しては、意見交換をしました。有望と思われる議員とは定期的な食事会も持ちました。マスコミの人を集めてはキーマンを招いて懇談もしました。7時間一緒に過ごすということもありました。家で食事をすることは、ほとんどありませんでした。「永田町は人間社会の縮図」と言われますが、情報の宝庫です。あっという間に25年間が過ぎてしまいました。安倍前首相は4歳違いのお兄さんですが、直近10年間の閣僚はほとんどが同世代になります。いやいや気づけば、前述の武田良太、西村康稔両大臣、他に河野太郎行革担当大臣、萩生田光一文部科学大臣、田村憲久厚労大臣、小泉進次郎環境大臣ら菅内閣の閣僚も半数以上が年下ですね。今後は、子供ほど年齢の離れた若手議員の時代となり、彼らとのホットラインは不可避ですね。ネット社会になっても、足で稼ぐしかない仕事に変わりはありません。そろそろ約束の時間です。それでは永田町に、 「行ってきまーす」。

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